原皮師の技術者が大多数であった「山南町」!! |
桧皮採取の技術者 |
私は近畿社寺工芸の後継者、村上直毅です。本業は社寺・茶室等の屋根葺及び彫刻に従事しておりますが、桧皮葺用の資材確保にも全力を尽くしています。全国的に桧皮を採取する技術者不足の現状であり、私自身は非常に厳しい訓練を貫き自分独自の技を考案して現在では樹齢250年以上の桧に登り地上高は25m以上になる事もあり落下の危険性も高い。自分で剥ぎ取った桧皮で屋根を葺き神様・仏様の建物を守るという心があるからこそ危険性を承知で桧に登り{皮幅が広く、長尺の丹波産・黒背皮}桧皮資材の大量確保に努力を尽くし、今後ともに気持ちを引き締め日本の伝統を次世代へ継承するという事が弊社並びに、私自身の責務であると同時に誇りであります。桧皮採取の技術を高齢で退職された(原皮師)から誰にも負けない技を克服していると労いの言葉をいただきました。
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